骨の不思議
骨の不思議『Q&A』
これまで寄せられたご質問です。
Q 病院の検査で異常がないと言われたのに、指で触っただけで原因が判るのですか?
A 骨レントゲン写真やMRI検査では骨の向き・筋肉のよじれで硬化した部位は、判断つきません。ですが直接手で触れて確認する事が出来ます。=これらをを正す事で、「原因不明…」の痛みや不調が解消するものが大半です。
Q 体に歪みや骨のズレが全くない人はいますか?
A 幼児期に強い衝撃を体に受けたケガや転落事故などで生じた歪みが、大人になってもそのまま残っている人もいます。また人それぞれに仕事内容・趣味のスポーツ・姿勢の悪さからも体に歪みが生じます。
遺伝で受け継いだ歪みもありますので、大なり小なり誰にでもズレはあります。
Q 体に歪みがあると痛みは出ますか?
A 歪みがあっても必ずしも痛みや不調が出るとは限りません。側弯症で歪みが大きい方でも、"アンバランスの中で上手くバランスが取れている"と、症状が出ない方も少なくないです。しかし捻挫や転倒などがきっかけで、アンバランスの中で保てていたバランスが崩れた時、体に様々な痛みや不調が出やすくなります。
Q "体質"は遺伝からではないのですか?
A 「頭痛持ちの家系」「腰痛持ちの家系」と言う方が親子で来院して下さると、ズレ具合が似ている箇所が多いです。顔の輪郭や後ろ姿、歩き方などが似るのも骨組みや形、体の歪み具合も遺伝しているからだと思います。
ですが遺伝性による痛み・不調もで矯正する事で改善する方が大半です。
Q 体のゆがみを矯正すれば体質は変わるのですか?
A 体の歪みを戻すと体液(血液・神経・リンパ液)の流れがスムーズになります。その事で偏った内臓の働きはバランスを取り戻し正常化します。そして免疫力・自己治癒力が上がり、体質が改善します。
(例えば)石ころ状・棒状の"足骨"は、左右・前後・上下の靭帯で引き締まりで、ポジションや角度を保っています。
日常の注意点もアドバイスさせて頂きます。
"車"も修理しながらの途中に走らせる事はしませんね。人の体は部品を"取り換えればOK"と言う訳には行きません。
Q 子供でも歪みやズレはありますか?
A 大人以上に子供はぶつかったり転んだりケガが多いものです。ただ大人よりも体に柔軟性があるため比較的症状が出にくい傾向にあります。しかしその歪みが大人になって柔軟性がなくなって来た頃に症状が出る人もいます。◎子供の「成長痛」と言われる痛みは、実は歪みを正すと全く出なくなります。
Q 骨について気をつける事とは?
A 骨組みはネジやボルトの代わりをしているかの様に靭帯や腱・筋肉で骨格を維持しています。(例えば)石ころ状・棒状の"足骨"は、左右・前後・上下の靭帯で引き締まりで、ポジションや角度を保っています。
その引き締まりの一部に偏りが生じると、骨を定位置に保つ事が出来なくなります。一例に男性の外反母趾です。
そのため足裏のツボ押しは骨をずらしてしまう押し方ではなく、爪楊枝の束の先でつつくようなツボ刺激が安全です。
Q 体を動かしているのだから、骨はいつも動いているのに矯正するのは意味があるのですか?
A 静止した状態で見た時に、ズレやねじれが生じている場合、体を動かしていてもその部位はそのままズレた状態で動い ています。来院する患者さんで「この動作をすると突然ズキッと痛む」「体を傾けた時だけ痛む」などは、体の使い方の角度によってネジれている部位が神経を圧迫又は引きつれが生じるためで、常に痛まないものもあります。時々出るお痛みでも矯正すれば出なくなります。Q 矯正してもまたズレるのではないですか?
A 体を矯正し整えた後、歪ませないための心掛けをする事で、かなり防げる様になります。例えば「重いものを持つ時は体の中心で、膝に力を入れて持ち上げる」や「偏った体の使い方でなく左右対象に行う」などです。仕事内容や自分の体の弱点を知り、気をつける事が大切です。「いつもこれをした後に具合が悪くなる」と言う点なで、どんな風に体へ負荷が掛かっているのか、どの様にすれば負担が少なくなるかを考えて行う事で再発防止に繋がります。日常の注意点もアドバイスさせて頂きます。
Q 健康の秘訣は?
A 『普段腰痛がない若い方でも、いつもよりも長時間寝た後に腰痛が出るのは、睡眠時にじっと寝ていたため血流が悪くなり筋肉が硬化するためです。1日パソコンなどの座り仕事の方は、ウォーキング・スクワット・腕立て伏せを毎日さるのがお勧めです。
そしてバランスの取れたお体で"適度な"食事・運動・睡眠を心がけましょう。
Q 矯正中なぜゴルフなどスポーツはしない方が良いのですか?
A 長年ゆがみの癖がついていた方でも骨や筋肉を矯正した後、そこに馴染ませて安定させ良い状態に癖がつくと お体がしっかりします。しかしその途中段階で体を強くひねったり片側の筋肉を強く使うスポーツをすると"3歩進んで1~2歩下がり…"と言った戻りが出る方もいます。全く戻りがない方もいるため「絶対ダメ」と、判断が難しいです。(かなり状態が悪かった方にはお休み頂く事をお勧め致します。)
"車"も修理しながらの途中に走らせる事はしませんね。人の体は部品を"取り換えればOK"と言う訳には行きません。
長年病んでいらした方はお体が回復され安定してから、スポーツを楽しんで頂けたらと思います。